第11回 研修会 in 山形〈講習運営部会〉
2025年3月15日(土)に「第11回 建築士会福島支部 研修会 in 山形」を開催しました。
今回は山形県を31名で訪れました。
◎文翔館(山形県山形市)
1916年に建てられたイギリス近代復興様式の建築物で、1975年まで県庁舎及び県会議議事堂として使用されていました。1984年に国の重要文化財に指定され、1986年から10年の歳月をかけて当時の工法を元に忠実に復原工事が行われました。大正ロマンの薫りを今に伝えるレンガ造りの国指定重要文化財で、中庭が特徴的でステンドグラスなど豪華な装飾が施されていました。
◎水の町屋 七日町御殿堰(山形県山形市)
かつて農業用水、生活用水として利用され、山形城の城濠(しろぼり)にも流れていました。それを2010年に再整備し、昔ながらの石積み水路を活かした町づくりがされていました。発注者である結城様から、行政、設計者との協議の過程も伺うことができ、建築士としての責務を再認識しました。
◎レストランコンフェッティ(山形県山形市)
昼食会場はイタリアレストランコンフェッティで!
◎やまがたクリエイティブシティセンターQ1(山形県山形市)
1927年に山形県内初の鉄筋コンクリート造建築物として建設された山形市立第一小学校旧校舎をリノベーションした施設です。「クリエイティブと産業をくらしでつなぐ」をコンセプトにまちの芸術文化と魅力、産業経済とをつなぐプラットフォームとして、飲食店や物販店、文化財展示室、アートギャラリー、オフィスなどが入っているほか、レンタルスペースも備わっていました。
◎道の駅おおえ(山形県大江町 設計:羽田設計事務所、施工は高子建設・林建設・大泉組JV)
2024年竣工。小鵜飼船という船の形をイメージした建物となっていて、地元の西山杉が多く使われていました。高層棟と低層棟の2棟はEXP.Jにより構造的に独立しています。
高層棟は長手が約63m、短手は中央で約25mの空間で、船型の屋根を連続したV 字柱で⽀えられていて、2mの積雪を⻑期的に⽀える屋根架構を地産スギ材で実現するため、⻑⼿中央には鉄⾻製のキールトラスが入り、2.84m間隔で集成材による梁を配置、⽔平構⾯は合板張りを主体としながら、中央部分にはタスキ掛けブレース(120×180)を入れて剛性が確保されていました。