福島支部は設立から70年以上の長い歴史を持つ団体です。「新しい時代の建築士を目指して」をスローガンに、めまぐるしく変わる社会情勢にも対応できる建築士を目指し、講習会・視察見学などの研修事業や会員交流事業、さらにはまちづくりなどの地域貢献活動を行なっています。
平成23年の東日本大震災発生時は阿部良樹前支部長の下、応急危険度判定活動や福島市内の除染監理業務を担うなど、震災からの復興に寄与してまいりました。令和3年と令和4年に発生した福島県沖地震の後は、福島市の被災家屋解体発注者支援業務も行っています。また、歴史的建造物保存のための調査や空き家対策など、職能を活かし地域に貢献できる事業に取り組んでいます。
コロナ禍の影響もあり、一時期は会員相互の交流の機会が減ってしまいましたが、徐々にその機会も取り戻しつつあります。会員の皆様には、研修の機会や交流の機会にご参加いただくことで情報や知識を得ることができること、あるいは仲間との出会いなど、有形無形のメリットを感じていただけるものと確信しています。
これからも、自己研鑽と相互交流に努めながら、地域社会に貢献できる福島支部でありたいと考えています。今後とも、会員の皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
令和6年度より、これから建築士になろうとする方も「準会員」として入会いただけるようになりました。
まだ入会されていない建築士の方、建築士を目指している方のご入会を心からお待ちしております。
支部長 菅野真由美